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ギンリョウソウ(銀竜草) … 深い森に目覚める白銀の竜

2008年04月30日 02:26

ギンリョウソウ(銀竜草)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ギンリョウソウ銀竜草)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 昼なお薄暗い日野の森をさまよいながら、朽ち葉の間からひとかたまりになって、白く浮かび上がるように咲く、森の精をようやく見つけました。春の訪れを待ちかねるように、暇さえあれば何度も何度も森へ足を運びながら、ずっと探していました。


 ”銀竜草”です。


 ”ギンリョウソウ”と読みます。キノコではありませんよ。ギンリョウソウ銀竜草)は、全体が透き通るような銀白色をした不思議な植物なのです。


銀竜草

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ギンリョウソウ銀竜草)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 広辞苑には、ギンリョウソウ(銀竜草)について次のように書かれています。

ぎんりょう‐そう【銀竜草】
イチヤクソウ科の腐生植物。森林中の樹陰に生ずる。高さ約15センチメートル。
茎と鱗片状の葉は白色で半透明。緑葉を持たない。夏、白色の花を茎頂に単生。ユウレイタケ。スイショウラン。


銀竜草

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ギンリョウソウ(銀竜草)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ギンリョウソウ(銀竜草)は、植物の仲間でありながら、例外とも言える特異な存在で、葉緑体がありません。ふつうの植物がごく当たり前に行っている光合成を行わないのです。そのため、写真でご覧頂いているように、体全体がまるでぼんやりと光っているような半透明の銀白色をしているのです。

 ギンリョウソウ(銀竜草)の不思議はそれだけではありません。ギンリョウソウ(銀竜草)は、根に共棲する菌類が作り出す養分だけで生きています。森の大地と、そこに暮らす菌類が作り出す養分だけを頼りに生きることを選んだのです。

銀竜草

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ギンリョウソウ(銀竜草)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 時折頭上をわたる風に揺れる木々の間から射しこむ木漏れ日を受けると、ギンリョウソウ(銀竜草)の全身は、まるで水晶のように、透き通るような銀白色にきらきらと輝きはじめます。”水晶蘭”という美しい別名もそこから生まれました。

 ギンリョウソウ(銀竜草)という名前は、銀白色に光るその姿が、伝説上の生き物、”竜”のように見えることに由来して名付けられたのだそうです。

 ひょっとしたら、伝説上の巨大な竜も、このギンリョウソウ(銀竜草)のように、森の大地からひっそりと静かに生まれるものなのかもしれない。ふと、そんな想像が胸の内をよぎります。

銀竜草

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ギンリョウソウ(銀竜草)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ギンリョウソウ(銀竜草)は、その不思議な姿形から、他にもいろいろな別名があります。


 幽霊茸(ユウレイタケ)という呼び名もそのひとつで、暗い森の片隅で、おぼろげな銀白色に浮かび上がるその姿は、まさに”幽霊”のようですし、キノコ(茸)だと言われたら、誰も疑ったりはしないでしょう。(ギンリョウソウ(銀竜草)は、イチヤクソウ科のれっきとした植物なのですけれどね)

 もちろん、幽霊とは言っても、ギンリョウソウ(銀竜草)は、大きなものでも15cmくらいの背丈にしかなりませんから、暗い森の中で突然出会っても、腰を抜かすような恐ろしさはありません。


 ただ、その不思議な美しさは、実際にその場所で見たことのない方には、なかなか伝わりにくいものがあります。せめてその雰囲気だけでもお伝えできればいいな、と思っています。


 森の中には、こんな不思議植物も生きている、ということを知っていただけたなら、それだけで嬉しいと思っています。


 銀竜草の栽培について

 ギンリョウソウ(銀竜草)の、その不思議な姿に惹かれ、ぜひ手元で育ててみたいと思われる方も多くいらっしゃいます。私のところにも、メールでのお問い合わせや、ご質問をいただくことがありますが、現在のところ、ギンリョウソウ(銀竜草)を自宅で育てるのは、かなり難しいとお答えしています。

 その理由として、記事本文でも触れましたが、ギンリョウソウ(銀竜草)は、腐生植物と呼ばれる特殊な植物で、葉緑体を持たないため、ふつうの草花などの植物が行っている光合成が出来ません。ギンリョウソウ(銀竜草)は、根に共棲している菌類が作り出す栄養分だけで生きているのです。

 ギンリョウソウ(銀竜草)が何故そんな危うい生き方を選んだのかはわかりませんが、ふつうの草花を育てるような方法では、ギンリョウソウ(銀竜草)は生きていけないのです。

 もちろん不可能ではありません。

 ギンリョウソウ(銀竜草)を育てるには、まず最初に深い森と同じ環境を用意して、ギンリョウソウ(銀竜草)と共棲する菌類を育てなければなりません。菌類が健全に生育できる環境でなければ、ギンリョウソウ(銀竜草)も生きていけないのです。


 そのためには、森という環境と、そこに住む菌類について多くのことを学ばなければなりません。私は、ギンリョウソウ(銀竜草)がこうして森の中で、自然の中で生きているのを見るだけでいい。そう思っています。

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