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ニホンタンポポとセイヨウタンポポ … その違い

2010年01月23日 11:50

 ニホンタンポポセイヨウタンポポ


ニホンタンポポ

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ニホンタンポポの写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 タンポポ(蒲公英)は、キク科の多年草、タンポポ属(Taraxacum)の総称で、カントウタンポポ、シロバナタンポポ、カンサイタンポポなど古くから日本にいる”在来種(ニホンタンポポ)”は、およそ20種類以上あると言われています。

 タンポポは春の訪れを知らせるなじみ深い草花、ということもあったのでしょう。古くから古典園芸植物のひとつとして親しまれ、江戸時代や幕末の頃には、すでに数十種類の園芸品種もあったそうです。


セイヨウタンポポ

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (セイヨウタンポポの写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 タンポポ(蒲公英)には、古くから日本に生育している在来種の他に、セイヨウタンポポやアカミタンポポなど、外国を生まれ故郷に持つ外来種(セイヨウタンポポ)もたくさんいます。

 セイヨウタンポポは、主にヨーロッパ周辺が原産とされ、ヨーロッパ周辺諸国との交流が活発になった近世になって持ち込まれたものが増え広がったと考えられています。

 日本固有のタンポポ(蒲公英)でさえ、20種類以上もあると言われているくらいですから、世界に目を向ければ驚くほどたくさんのタンポポ(蒲公英)の種類があるようです。

 タンポポ属の分類そのものがとても複雑なこともあるのでしょうけれど、およそ60種以上とも、200種以上とも。いずれにしても大変な数です。


タンポポ

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (タンポポの写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 私たちがふつうにタンポポ(蒲公英)の花と言うときには、ちいさな花びらが丸く密集した花を思い浮かべますが、このちいさな花びらのひとつひとつが、実は独立した花なのです。このちいさな花のことを”舌状花(ぜつじょうか)”と呼びます。

 そして、たくさんの舌状花が集まったものを”頭花(とうか)”と呼びます。これを私たちはタンポポ(蒲公英)の花と呼んでいるわけです。こうした花のつくりは、タンポポ(蒲公英)だけでなく、キク科の植物が持つ共通の特徴でもあります。

 
 ニホンタンポポとセイヨウタンポポの見分け方のひとつとして、花(頭花)の下にある総苞片の形と大きさの違いに注目する方法がよく知られていますね。



タンポポ

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (タンポポの写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 
 頭花の下の総苞片が反り返っていなければニホンタンポポ、反り返っていればセイヨウタンポポというわけです。


ところが、ずいぶん前からニホンタンポポとセイヨウタンポポの混血種、つまり雑種(交雑種)が増えて、総苞片の形や大きさなど外見の特徴だけではどっちなのか判断できなくなってきました。ひょっとしたら、交雑種のほうが多かったりするかもしれません。



 ニホンタンポポとセイヨウタンポポの繁殖の違い


 タンポポ(蒲公英)の話題になると、きまってニホンタンポポがセイヨウタンポポのせいで数を減らしているといった意味のお話が持ち出されます。


 ほんとうにそうなのでしょうか。

 
 もちろん、人それぞれに意見や見解が違うとは思いますが、その中のひとつとして、ニホンタンポポがセイヨウタンポポに圧されて数を減らしているわけではなく、繁殖力の強い外来種が圧倒的に増えたことによって、相対的にニホンタンポポの数が減少しているように見えているという考え方があります。


 確かにニホンタンポポとセイヨウタンポポとでは、その繁殖力と繁殖スピードに大きな違いがあります。


タンポポ

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (タンポポの写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ニホンタンポポは、他の植物たちと同じように雄しべに花粉をつくります。そして、この花粉を昆虫たちに運んでもらって他の株の雌しべに受粉(受精)させることで種子をつくり子孫を残します。こういった受粉のしくみをもつ植物を虫媒花(ちゅうばいか)と呼んだりします。

 他の植物の中には、自分の雄しべでつくった花粉を自分の雌しべに受粉させて種子を残せるものもありますが、ニホンタンポポは、自分の花粉では受精(自家受粉)することができません。必ず、自分以外の他の株の花粉でないと種子をつくることができないのです。こういった性質を”自家不和合”といいます。

 つまり、ニホンタンポポは、花粉を運んでくれる昆虫たちがたくさんいること、仲間のニホンタンポポの株数が多いことなどの条件が揃わないと少しずつしか数を増やすことができないのです。
 
 これが、ニホンタンポポの数が、それほど急激に増えもしないかわりに、急激に減少しているというわけでもなく、常に一定の個体数がいるという考え方のベースとなっています。


タンポポ

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (タンポポの写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)

 
 それに対して、セイヨウタンポポは、雄しべに花粉をつくりません。なぜ、花粉をつくらないのかというと、必要がないからです。
 
 セイヨウタンポポは、雌しべが受粉しなくても種子をつくることができます。極端なことを言うと、ひと株だけでもたくさんの子孫を残すことができるのです。仲間が多かろうと少なかろうと関係ないのですね。
 
 さらに、ニホンタンポポは一年に一度、春先にだけ花を咲かせて種子をつくりますが、セイヨウタンポポは条件さえ揃えば、一年に何度でも花を咲かせます。そしてそのたびに種子をつくって子孫を残してゆきます。

 このニホンタンポポとセイヨウタンポポの繁殖能力と繁殖スピードの違いが、個体数の絶対的な違いとなって、繁殖力のちいさなニホンタンポポが相対的に激減しているかのように受け止められている、という考え方もあるようです。


 いずれにしても、同じように見える、ニホンタンポポとセイヨウタンポポも、その生き方にはずいぶん違いがあるものです。


 今回ご紹介したお話は、数多いタンポポ(蒲公英)に関する考え方ひとつですので、かならずこれが正しいというわけではありませんが、ニホンタンポポが少なくなって、セイヨウタンポポが増えている背景のひとつとしてご紹介してみました。

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