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スズメノテッポウ(雀の鉄砲)… 草笛の記憶

2008年05月18日 18:00

 今頃の時期、水田の周辺を歩くと田植えを待つイネ(稲)の苗が、ひとかたまりになって植えられているのを見ることができます。

 いえ、正確にいえば、植えられている、というより水に浸してあるといった方がいいかもしれません。

 いずれにしても田園風景がまだ数多く残る京都の伏見や宇治周辺ではではお馴染みの風景です。

スズメノテッポウ(雀の鉄砲)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (野花の写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)

 そして、足元を見ると、筆の先のような植物がにょきにょき生えています。

 スズメノテッポウ雀の鉄砲です。

 スズメノテッポウ雀の鉄砲)は、イネ科の仲間です。水田の中で田植えを待っている早苗と同じ仲間というわけです。

 でも、待遇がずいぶん違いますね。

スズメノテッポウ(雀の鉄砲)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (野花の写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)

 スズメノテッポウ(雀の鉄砲)は、春の水田にわさわさする雑草の代表といってもいいかもしれません。特に何か悪さをする、というわけでもないのですが、そこら中に繁茂して、何の役にも立たないから雑草、というわけです。

 以前、壬生流で生け花のお稽古をされている方に、このスズメノテッポウ(雀の鉄砲)を一穂か二穂挿して野趣を添えることがある、と伺ったことがあります。

 意外なところで活躍しているんですね。

 草丈は20cmからせいぜい40cm位なのですが、穂が意外に目立つということもあって、地味な割にはけっこう知名度があります。

スズメノテッポウ(雀の鉄砲)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (野花の写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)

 このスズメノテッポウ(雀の鉄砲)の”草笛”で、子供の頃遊んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。

 それとも、もうそんな遊びは廃れてしまったのかな。

 草笛の作り方をかんたんに説明すると、

 スズメノテッポウ(雀の鉄砲)の葉の付け根は花茎の鞘(さや)になっています。
 ここのところを葉鞘(ようしょう)といいいます。
 そしてこの先端に半透明の柔らかい葉舌(ようぜつ)という部分があります。

 葉鞘の部分を折り取って中の茎を引き抜きます。そして、葉の部分を葉鞘に沿わせるように根元から折り曲げます。

 すると、薄い膜状の葉舌が自然と突き出ます。この葉舌がリードです。この部分を口くわえそっと息を吹き込むと、高く澄んだ”ピー”という音が鳴ります。
 音階を変化させられないので、メロディを奏でることはできません。なんということはない、ただそれだけのことなのですが、子供の頃よくそうやって遊びました。

 スズメノテッポウ(雀の鉄砲)がいるところには、たいていよく似た仲間の、セトガヤ(瀬戸茅)が混生しています。

 セトガヤは、近縁種ということもあって、形がそっくりです。大きさもほぼ同じで、見慣れないと(見慣れていても)見分けることが難しいです。

 全体に一回り大きいことや、花が咲いた時に出てくる葯が白いこと(スズメノテッポウは黄色)で見分けがつきますが、これがけっこう間違いやすいものです。

 今日はセトガヤの姿は見られませんでしたが、こういうことはむしろ希です。

 最後になりましたが、スズメノテッポウ(雀の鉄砲)の名前の由来は……、

 もうお気づきですよね。

 花穂と葉の姿を鉄砲に見立ててつけられた名前です。

 ちなみに、”スズメのナントカ”という名前は、小さいものを指します。

 たとえば,

 スズメノエンドウ(雀野豌豆),スズメノヤリ(雀の槍),スズメウリ(雀瓜),スズメノカタビラ(雀の帷子),スズメノアワ,スズメノコメ,スズメノチャヒキ……。

 雀よりやや大きいものは、言うまでもありませんね、”カラスのナントカ”です。


 スズメノテッポウ(雀の鉄砲) イネ科スズメノテッポウ属の一年草 Alopecurus aequalis

 分 布   北海道~九州
 生育地   水田、川岸、草地、畑
 花 期   4月~6月
 花 色   淡い緑色(葯は黄褐色)

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コメント

  1. りんがむ | URL | -

    かげさん、ありがとうございます。

     かげさん、こんばんは。

     最近のかげさんはとてもお忙しそうですね。

     私たちの振るまいひとつで残せるものも残せなくなる。
     声高に保護、保護とやたらうるさく恩着せがましい物言いをする高飛車な環境保護団体のネクタイ族に、 そこまでだいなしにしたのはいったい誰なんだ!俺たちだろ!
     飲みかけの酒をぶっかけてやりたい。そんな思いがします。
     償う心根がなければ環境保護なんて、ただの流行に過ぎないと、
     酒の肴に愚痴ったりしてます。
     本当に残せるのかな。残せたらいいな。
     

  2. かげ | URL | h8SlrcxY

    うちの市では地形的に田んぼがないので、あんまり見かけないんですよ。
    周辺の地域には田んぼがあるのでよく見かけます。
    今日は能登での調査でしたが、スズメノテッポウがいっぱいありました。
    意外にも人の影響と密接にかかわっている植物の1つですよね。
    鉄砲笛、廃れていくっていうのはさびしい気がしますね。
    やっぱり伝えていくということが大切なのかもしれませんね。

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