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上醍醐への道 … カワラナデシコ(河原撫子)とミズヒキ(水引)と

2008年08月17日 23:34

 今日はお盆休みの最終日。

 休みの間に、はからずもついてしまった贅肉を、さあどこに捨てようかとあれこれ思いあぐねているうちに、ふと思い浮かんだ場所がありました。


 ”……上醍醐(かみだいご)”


 この場所を訪れたことのある方は良くおわかりだと思いますが、生半可なところではありません。

 京都の南に位置する伏見を代表する大伽藍、真言宗醍醐派総本山、醍醐寺
別名”深雪山”。

 その醍醐寺から山深い道をたどって行き着く先。醍醐寺の発祥の地。


 ”……上醍醐


 よせばいいのに、一度思い立ったら ”やっぱ、やめとこ” ができないものですから。

 時刻は午後2時を少しまわった酷暑のさなか。伏見の夏空には相変わらずぎらりと照りつける太陽。

 条件は最悪。でも時間的には申し分ありません。日が暮れるまでには戻れる(はず)。


 そう言うわけで、今日は皆さんを上醍醐へお連れしようと思います。

醍醐寺門前のおそば屋、甘党の”しも村”さん

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます) 

 いつもは車で行く旧奈良街道を今日は歩いて醍醐寺へと辿ります。山門前には甘党が集う、そば処”しも村”さんがあります。が、お盆ですからお店はお休みのようです。

 境内に入り、先へ先へと進みます。やはり暑いです。

醍醐寺 その1

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)

 なんだか写真がゆがんだ感じに写っていますが、この程度の暑さに早くも”へろへろ”としているなまった私の心境そのままです。

 木々の緑がせめてもの救いです。

朱塗りの門 鐘楼堂
写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)

上醍醐への登り口にある朱塗りの門をくぐり、鐘楼堂を左に仰ぎ見ながら奥へ進みます。

すぐそばには、やはり朱塗りの建物。大講堂です。

大講堂

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます) 


 近くの木にもたれて一枚。ふと左腕にかかる枝を見るとセミの抜け殻です。

醍醐寺のセミに金メダル

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 ほんとにこんな格好で羽化したのでしょうか? すごいの一言。金メダルをあげたいくらいです。


 がんばれニッポンのせみ!、です。


 そのすぐ向かいに、国宝の五重塔があります。

国宝 五重塔

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 夏空に高くそびえる姿には、何度見ても感動します。暑さを忘れて見上げてしまいます。

 そして、さらに奥に進むと上醍醐への険しい山道の始まり、”成身院女人堂”が見えてきます。

成身院女人堂

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)

女人堂前

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 ”成身院女人堂”の前に、杖がおいてあります。

 ”自由に使ってくださいね、でも帰りはちゃんと返してね”

 わざわざ書いてあるということは、そうでない人がいるのでしょうね。
 残念なことです。

 こんなところまできても、心貧しいなんて。

女人堂前 その2

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 冷たい醍醐の水をここでいただきます。これからのことを思えば、水筒に詰めてゆきたいくらいですが、それはできません。だって水筒もってきてないし……。

苔むして

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 裏手の苔むした趣が気に入って一枚。けっこう気に入っている一枚です。

カワラナデシコ その1 カワラナデシコ その2

カワラナデシコ その3

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 ”成身院女人堂”の傍らに、うす紅色のカワラナデシコの花が咲いています。

 ここから山道は急になります。

 少し登ると、木の枝に一枚の板がくくりつけてあります。

 見ると達筆な墨文字で”歌”が書き記されています。

”思い残すこと一つなし 白雲悠々として山を離れむ”

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 ”思い残すこと一つなし 白雲悠々として山を離れむ”

 どなたが詠まれた歌なのかわかりません。墨文字が書かれてまだそれほど経ってはいないようです。

 ”思い残すこと一つなし……” いつか私もこんな心持になれるのかな?


 先を急ぎます。


上醍醐への山道 不思議 その1

不思議 その2

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 急な山道、道行く人が転げ落ちないようにとの配慮でしょうか、大きな丸太が道行きを助けるように転がっています。

 額からしたたり落ちる汗をぬぐってふと見ると、不思議な形をした植物があります。

 名前は……、んー、わかりません。

 近くには、どっきりするくらい赤い花も咲いています。


 ここからもう少しゆくと不動の滝というところに出ます。

 そのすぐ先には心得たように、水を補給できる場所があります。
 とは言っても、たいしたものではありません。


醍醐水

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 ご覧通りの簡素きわまりないものです。

 ” ありがたい” とはこういうことをいうのだと、ここに来るたびに思います。  ふたたびおいしい醍醐の水を得て元気をもらい、さらに上を目指します。

 ところがたいてい、このあたりから、”もう帰ろうかな”、そんな声が心に浮かびはじめます。

 もちろん、帰りません。帰るもんですか! 皆さんを上醍醐へお連れするまでは帰れません。


 このあたりは水気が多いせいか、水辺に咲く花が咲いています。

ミゾソバ(溝蕎麦)

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 ミゾソバ(溝蕎麦)です。

 まだ季節が早いせいか、一輪だけでしたが、秋近くなると一面に咲くミゾソバ(溝蕎麦)の姿を見ることができます。

 水を得た魚という言葉がありますが、ほんとに不思議なもので、ただ一杯の山の水を頂いただけなのに元気になるものですね。

 さらに山の上を目指します。

振り返れば……

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 自分が登ってきた山道を振り返る余裕なんかも出てきたりします。


 やがて、たどり着いたところが上醍醐の社務所前です。

上醍醐 社務所前


清瀧宮拝殿

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 ここが上醍醐です。

 ほんとは、この先すぐのところに、薬師堂如意輪堂五大堂、そして開山堂があります。

 醍醐寺はこの開山堂から始まったのです。

 でも、写真をご覧頂くのは、ここまでにしておきます。

 いつかあなたご自身がここを訪れて、ご自身の足で登ってこられる時のために。

 けして、いじわるじゃないんですよ。

 私の拙い写真では、どうしてもお伝えできないものがそこにあるのです。


 今、上醍醐では、ミズヒキ(水引)の花が咲いています。

ミズヒキの花 その1

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


ミズヒキの花 その2

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


いつかきっと、上醍醐へお越しくださいね。

写真の撮影地 京都市伏見区醍醐 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)


 上醍醐の木々の間を抜ける風に吹かれながら、思いました。

 お盆休みの間についた贅肉の捨て場所は、ここではないようです。

 贅肉を捨てる場所はやはり、今登ってきたばかりの山道を駆け下りた先、毎日の暮らしの中にある。

 みなさん。残暑はまだまだ厳しいようですが、お体に気をつけて。

 ほな、あんじょう、おきばりやす。



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コメント

  1. りんがむ | URL | -

    utugiyuさん、楽しんでいただけてなによりです。

    京都観光とはいっても、お寺の周辺ばっかりでごめんなさい。
    伏見にはお寺と神社と田舎しかないんです。(しくしく)

    今から20年以上も前のことですが、与論島周りで沖縄にも立ち寄ったことがあります。首里城や守礼門でたくさん写真を撮りました。
    確かに陽射し強くて”オラオラ”だったような気もします。でも、湿気が少なかったせいか、とても快適でした。

    京都では夏の盛りを”油照り(あぶらでり)”といいます。
    油汗でギトギトする感じですね。
    逆に冬は”底冷え(そこびえ)”といいます。
    足の裏から魂を抜かれる寒さです。(抜かれたことないけど)
    京都もそう言う意味では、ロクな土地ではありません。

    そんな京都も秋の効用、紅葉だけは見事です。
    そのときは、紅葉狩りにお連れします。

  2. utugiyu | URL | -

    Re: 上醍醐への道 … カワラナデシコ(河原撫子)とミズヒキ(水引)と

     こんにちは。今日も京都をご案内してくれてありがとうございます。りんがむさんのおかげで、自宅で京都の観光ができます。
     全体的にやっぱりしっとりした感じですね。沖縄のように「オラオラ」と挑んでくるような日差しや植物はいませんね(笑)。
     神妙な感じも、素敵です。日々の行いを反省させられるような感じです。
     「贅肉を捨てる場所」、まさしくその通りですね・・・。私もがんばろうっと。

  3. りんがむ | URL | -

    、秋はもうすぐそこ、野にも空にも、人の心にも。

    さざなみさん、こちら伏見の日野でも朝の空気に秋を感じます。
    半袖のままでは肌寒く感じます。

    楽しんでいただけて何よりです。

    正岡子規の句の中にこんなのを見つけました。

    書に倦むや蜩(ひぐらし)鳴いて飯遅し

    子規らしいです。かとおもえば、

    秋立つやほろりと落ちし蝉の殻

    恋の抜け殻もこうしてほろりと落ちてゆくのかも知れませんね。

    ちなみに、出家したらおつむは丸刈りですけど、それでもいいですか?

  4. さざなみ | URL | LtMzB4og

    Re: 上醍醐への道 … カワラナデシコ(河原撫子)とミズヒキ(水引)と

    お盆が過ぎると、風に秋めいた色合いがプラスされます((b´∀`))ネ♪
    ちょうどそんな頃です。
    りんがむさんのブログで、まだ行ったことのない、歩いたこともない『京都』を満喫しちゃってます。
    “思い残すこと一つなし”、そんな境地に至ったらもう出家とかしちゃいたくなりそうですね。
    あ、私、これでも信心深いんですよぉ。
    水引きは、どちらが先なんでしょう?
    植物の水引きを使ったからなのか?水引に似てる植物だから名付けられたのか(笑)?
    ・・・後者でしょうね。

  5. りんがむ | URL | -

    popoさん、お盆も終わりましたね。

    上醍醐への参道は、午前中や、
    午後の陽射しがやや治まった頃になるとけっこうたくさんの方が来られます。

    中には走って登られる強者もおられますよ。
    りんにはとてもそんな真似はできません。

    できませんが、休みの日には時々登ります。
    だから大丈夫です。

    醍醐の水、おいしいですよ。
    京都に来られる機会があったらぜひ伏見にもおいでくださいね。

  6. popo | URL | zNF3W8uI

    Re: 上醍醐への道 … カワラナデシコ(河原撫子)とミズヒキ(水引)と

    こんばんは~りんさん!お疲れさまでした~

    上醍醐の旅、猛暑の中行かれたんですね~
    大丈夫ですか?あんな上り坂の山道、びっくりしました。

    訪問する人もいないようですね~?
    酷暑だったからでしょうか。

    可愛い河原撫子ですね~!
    こんな所にひっそり咲いているんですね~
    赤い花も初めてみました。

    不動の滝に感謝し、その先まで行かれたんですね~凄い!
    ミゾソバも初めて見ました~水引もこんな所にあるんですね~


    京都は、どの場所でも心が安らぐような気が致します。
    本当にありがとうございましたv-22

    りんさんのお身体がちょと心配です。



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