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マツバウンラン(松葉海蘭) … 儚げに揺れて咲く

2009年05月10日 18:22

 自宅の近くに、陽当たりのよい造成地があります。造成地、といっても昨今の不景気のせいなのでしょう、昨年の夏頃からすでに工事が頓挫し、雑草が生い茂るままにうち捨てられています。


 自然はこうやって人間の思惑もなにもかも、まるで、何事もなかったかのように覆い尽くしてゆきます。


 そこに今、淡い青紫色の花が咲いています。


マツバウンラン(松葉海蘭)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (マツバウンラン松葉海蘭)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 マツバウンラン松葉海蘭、Linaria canadensis リナリア カナデンシス、といいます。


 マツバウンラン松葉海蘭は、春先から梅雨が始まる前の6月頃まで、グラウンドの端や、割れたアスファルトの隙間や造成地といった、けっして豊かとは言えない荒れた土地でよく見かけます。


 ご覧いただいている写真も、昨年の夏以降、工事が頓挫した場所で背丈を伸ばし、いつのまにかこうして花を咲かせています。

 すらりと伸びた茎の先に、仮面状花冠(かめんじょうかかん)と呼ばれる、個性的な形をした美しい花を咲かせます。



マツバウンラン(松葉海蘭)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (マツバウンラン(松葉海蘭)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 大きなものでは、茎の高さも60cmくらいにまでになりますが、ご覧のように茎に葉を茂らせることがないせいか、華奢で頼りなげな印象があります。


 では、葉を持たないのかというとそんなことはありません。ちゃんと葉もあります。


 名前の由来にもなった、松の葉にも似た幅1~2mm程の細い葉が、地面に張り付くようについています。ただ、どちらかというと、申し訳程度といった印象はぬぐえません。


 けれど、競合相手の少ない、荒れた土地を選んで生育しているマツバウンラン(松葉海蘭)にとっては、これで十分なのです。むしろ、そのためにあえて荒れた土地を選んで生育しているのかもしれません。


 マツバウンラン(松葉海蘭)にも、ちゃんとりっぱな戦略があったのですね。


マツバウンラン(松葉海蘭)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (マツバウンラン(松葉海蘭)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ”喜び、輝き”という花言葉を持つマツバウンラン(松葉海蘭)の姿は、儚げでとても美しいのですが、写真に撮るには、かなりがまんを強いられます。

 風が止むのを待ち続けなければなりませんから。一瞬のタイミングを逃すと、ゆらゆらが止まるまで待たなければならなくなります。


マツバウンラン(松葉海蘭)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (マツバウンラン(松葉海蘭)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 マツバウンラン(松葉海蘭)は、その名前に””という文字が入っていますが、ゴマノハグサ科 ウンラン属の一年草もしくは二年草で、””の仲間、というわけではありません。


 マツバウンランという名前の由来については、先ほどすこし触れましたが、漢字の名前を見るとよくわかります。


 松葉・海蘭。


 松葉のような葉の形と、海辺で蘭に似た花を咲かせる同じウンラン属の仲間、海蘭ウンラン)に似ていることからマツバウンラン(松葉海蘭)と呼ばれるようになりました。


 マツバウンラン(松葉海蘭)ウンラン(海蘭)は同じ仲間だけあって、花の形もけっこう似ていますが、白い花色に黄色い斑点があることや、花の季節が夏から秋にかけてといった大きな違いがあります。

 ウンラン(海蘭)は、海辺に生育するというのも大きな違いのひとつです。


マツバウンラン(松葉海蘭)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (マツバウンラン(松葉海蘭)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 マツバウンラン(松葉海蘭)は、もともとアメリカ原産の帰化植物で、日本で最初に確認されたのは、なんとここ京都の伏見なのだそうです。


 1941年の事なのだとか。


 そこで、京都新聞のバックナンバーを探せば、そのときの記事が見つかるのではないか、と思ってはみたのですが、さすがに1941年では……、


 なにせ私が生まれる20年も前のことですから……、あきらめました。



マツバウンラン(松葉海蘭)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (マツバウンラン(松葉海蘭)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 マツバウンラン(松葉海蘭)には、よく似た仲間がいます。花がやや大きいことから、オオマツバウンラン(大松葉海蘭= L. canadensis var. texana)と呼ばれています。


 そのままやん、というかんじですが、はっきりとわかる違いは他にもあります。


 マツバウンラン(松葉海蘭)の花をよくご覧いただくと、花の頭の部分が白くなっているのがおわかりいただけると思います。


 オオマツバウンランにはこの白い色がありません。



 マツバウンラン(松葉海蘭)には、園芸品種にも仲間がいます。

 春先の花屋さんの店先を、ピンク、白、黄色などの多彩な花色で飾る、”リナリア”や、”金魚草”、”姫金魚草”は、このマツバウンラン(松葉海蘭)と同じウンラン属の仲間です。


 以前にもマツバウンラン(松葉海蘭)をご紹介した記事と写真がありますので、よろしければそちらもご覧ください。

 マツバウンラン(松葉海蘭) … 花言葉は”喜び、輝き”


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コメント

  1. りんがむ | URL | Gp06xE7A

    popoさん、ようこそいらっしゃいませ。

    お役にたててなによりです。

    姫金魚草はにぎやかで楽しいですね。
    まだ育てたことはありませんが、
    咲かせ甲斐がありそうです。

    マツバウンランは、ほぼ本州全域に分布しているようなので、
    よほど北の地方でもない限りいるとは思うのですが……。

    きっとどこかで出会えると思いますよ、
    キュウリグサのときみたいに、ね。

    でも無理しないでくださいね。
    それでは、また。

  2. popo | URL | DMUUwyv6

    Re: マツバウンラン(松葉海蘭) … 儚げに揺れて咲く

    こんばんは~りんさん★

    マツバウンラン可愛いですね~♪
    でもね、出会えないんですょ~(^_^;)
    去年からずっと見ているんですけどね。

    こちらにはないのかも~(笑)

    風が吹いてユ~ラユラ♪
    揺れる姿を見てるのは好きですけど、撮るとなったら我慢大会ですね~(笑)

    そうそう、今日リナリア(姫金魚草)を見ました♪
    名前が思い出せなくて困っていたところでした^^*
    今この記事を読んでから、確認したらビンゴ!
    いつも(●`・v・){ あリガとウ♥ v-22

  3. りんがむ | URL | Gp06xE7A

    リラさん、ようこそいらっしゃいませ。

    ”風の妖精”ですか、いいですね。
    いたずらっぽい感じで。

    マツバウンラン(松葉海蘭)の写真を撮るたびに、
    風に翻弄されるのは、きっと妖精のいたずらなのかもしれません。

    夢二は若い頃から好きでした。
    あこがれていましたから。

    それがどうしたわけか、
    どこでどう道を間違えたものか、
    いまではただの野花好きのオヤジになってしまいました。

    博士なんて夢のまた夢、
    そんなところです。

    マロウティー、淡いグリーンがとてもすてきですね。

    ありがとうございました。
    それでは、また。

  4. リラ | URL | -

    Re: マツバウンラン(松葉海蘭) … 儚げに揺れて咲く

     今晩は~!  りんがむさん~!
    先日は、私のブログにお越し頂き、有り難うございます~。

     今日は、「松葉海蘭」 なのですね~。
    大好きな花です。これは、“風の妖精” ~なんて。
    遊んでおりました。(笑) 
    でも、妖精や天使で、もう手一杯です~。(笑)

     それにしましても、竹久夢二ですか・・。
    さすがです!! 楚々とした風情が何とも言えませんわね。

     又々、詳しい説明を有り難うございます~。
    金魚草の仲間なんて、存じませんでした。

     そう言えば、花の形、似ていますものね~。
    りんがむさんは、植物博士ですのね~!

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