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カルミア(アメリカシャクナゲ)とワシントンの桜と木のスプーン

2009年06月06日 12:10

 先日、あじさい(紫陽花)の花を見つけた道を少し行ったところに、まるで金平糖をちりばめたような蕾(つぼみ)をつけた木を見つけました。


 (よろしければ、先日のあじさい(紫陽花)の記事、あじさい(紫陽花) … その名前の由来、もご覧ください)
 

 ただ、花がほとんど咲いていなかったこともあって、もうすこししてからご覧に入れようと思っていたのですが、今日ふたたび行って写真に撮ってきました。


カルミア(アメリカシャクナゲ)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(カルミアアメリカシャクナゲ)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 カルミアKalmia latifolia)といいます。


 カルミアは、主に北アメリカ東部の森林地帯に自生するツツジ科カルミア属の常緑低木で、背丈はおよそ5mくらい。(大きなものでは10m近くにもなるそうです)

 日本では、アメリカ原産のシャクナゲ石楠花)ということでアメリカシャクナゲと呼ばれていますが、日本のシャクナゲ石楠花)とはずいぶん花の形が違います。


カルミア(アメリカシャクナゲ)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(カルミア(アメリカシャクナゲ)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 お椀のようなかたちをした淡いピンクの花の姿が、まるでご婦人方の日除け傘のようにも見えることから、ハナガサシャクナゲ花笠石楠花)と呼ばれることもあります。


 微かに向こう側が透けて見えるのがおわかりいただけるでしょうか。


 そして、なによりも特徴的なのが、蕾(つぼみ)の形です。


 まるでコンペイトウ(金平糖)か、デコレーションケーキの上に乗っかっている、絞った生クリームのようですね。

 ふわふわとした質感と、ピンクの色合いが美しく、食べたら、ほんとに甘いんじゃないかと、つい思ってしまいます。


カルミア(アメリカシャクナゲ)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(カルミア(アメリカシャクナゲ)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)



 カルミアの花色は本来、白か淡いピンクですが、現在では多くの園芸品種があり、その花色も様々です。

 中でも花弁の外側が濃く内側が淡いピンクの”オスボレッド”という品種に人気が集まっています。


カルミア(アメリカシャクナゲ)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(カルミア(アメリカシャクナゲ)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 カルミアが日本にやってきたのは大正4年のことで、その経緯には、日本の桜の苗木が深く関わっています。


 アメリカ・ワシントン市のポトマック河畔に咲く桜は、かつて日本から贈られたものだというお話はよくご存知だと思いますが、その桜の苗木を贈ったのは、明治時代の東京市長だった尾崎行雄氏(安政5年1858~昭和29年1954)。

 時のアメリカ第27代大統領ウィリアム・ハワード・タフトの夫人(ヘレン・タフトさん)は、埋め立て地として沼地の多かった当時のワシントン市に日本の桜を植えて美しい街にしたいという願いをもっていました。

 
 夫人の願いを知った尾崎行雄市長は、ワシントン市に桜の苗木3000本をプレゼントします。


 ところが、その桜の苗木は、病害虫によってすべてだめになってしまい、尾崎市長はふたたび桜の苗木を育て、3年後に約束の桜をワシントンへ贈ります。


 明治45年のことです。


 そのお礼に、ということで、日本に30本のハナミズキ(花水木)の苗木がやってきました。そのハナミズキの苗木と共にやってきたのが、このカルミアの木でした。


 尾崎行雄氏が贈った日本の桜は、現在ではポトマック河畔のみならず、全米各地に広がり、桜の咲く季節には日米親善のシンボルとして多くのアメリカ国民に親しまれている様子を、ニュース映像でもよく目にすることができます。


 ちなみに、尾崎行雄氏は第一次世界大戦後の大正8年(1919年)3月、欧米の情勢を視察する目的で横浜を出帆し、ワシントンで、かつて自分が贈った桜と再会します。 

 尾崎行雄氏が、再会の感慨をこめて詠んだ歌が残されています。


 ”異国(とつくに)の 春の光を添へなんと 寄せし桜の花 この日咲く”


カルミア(アメリカシャクナゲ)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(カルミア(アメリカシャクナゲ)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)

   
 日本では園芸品種として栽培されているカルミアですが、本国アメリカでは、岩や砂岩の多い森林地帯などで普通に自生している植物ということもあってか、アメリカのインディアンたちは、カルミアの木の根からスプーンを作って使っていたのだそうです。


 そんなことから、インディアンたちの間では、”スプーンの木”と呼ばれているのだとか。


 どんなスプーンなのか、見たこともないのでわかりませんが、たぶんサラダなんかをいただくときに使う木のスプーンみたいなものなのだろうと勝手に想像しています。



icon
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La Luz/ 長谷川ゆかりさんの木のスプーン
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 手にはいるものなら、私と嫁御と、愛犬”たく”の分も入れて、3本ほしいな、あったらいいな、なんて。


 そうそう、カルミアの花言葉は、”さわやかな笑顔”、”優雅な女性”、”大きな望み”なのだそうです。


 この花言葉に、ふと日本の桜を愛し、ワシントンの街を愛した、タフト夫人の姿を思い浮かべてしまいました。


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コメント

  1. ちびたさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    楽しんでいただけて、なによりです。

    アメリカシャクナゲを実際に見たときの印象だと、
    もうすこし硬い感じがしたのですが、
    写真に撮ってみると、こんなふわふわしたかんじになりました。

    自分でも、”こんなふうに写るんだ~”なんて。
    わからないものですね、撮ってみないと。

    ちびたさんのお写真みたいに鮮やかな色を出したいと、
    いつも思っているのですが、撮ってみると、
    いつもふわふわしたかんじになってしまいます。

    なにかコツがあるんだろうな、きっと。
    なんて。

    私もまだまだですね。

    ありがとうございました。

  2. ちびた | URL | tHX44QXM

    Re: カルミア(アメリカシャクナゲ)とワシントンの桜と木のスプーン

    こんにちは

    これはとってもかわいい花ですね、アメリカシャクナゲなんですね。
    ほんとこの蕾の形はすごく特徴的。間違いなく美味しそうです。

    ワシントンの桜の木のエピソードもいいですね。

    りんがむさんの写真は花をとっても優しい光りで撮られていますよね。
    いつものことですが今回は特に感心させられました(^^)



  3. リラさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    工房Miyaさんの木のスプーン、すばらしいですね。

    リラさんは、カルミア初めてだったんですね。

    ちいさな花ひとつにも、いろんなドラマがあるもので、
    調べれば調べるほど興味が尽きません。
    どんどん深みにはまってゆくようです。

    工房Miyaさんのスプーン、拝見しました。
    やっぱりひとつひとつ丁寧に作られたものっていいですね。
    作り手の手のひらのあったかさが伝わってくるみたいで。

    すてきなお店を教えてくださってありがとうございました。

  4. リラ | URL | -

    Re: カルミア(アメリカシャクナゲ)とワシントンの桜と木のスプーン

     今晩は~!  りんがむさん~!
    カルミア(アメリカシャクナゲ)、又々、初めて拝見しました。
    ホント、金平糖のような花ですのね~。可愛い!

     私も、これからは下ばかりではなく、上も見なければ・・
    ~なんて、思っています。(笑)

     そして、一つの花にもこんな、いわれがあるのですね~。
    りんがむさんのお陰で又一つ、物知りになりました。
    有り難う~!

     そうそう、木のスプーンと言えば・・。
    ブログ友達の工房Miya さんが、
    木のスプーンを作っていらっしゃるのですよ~!

     Miya さんは、漆塗りで仕上げていらっしゃいます。
    よろしかったら、こちらをどうぞ! 

    http://sky.ap.teacup.com/koubou-miya/

  5. popoさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    おいしそうでしょ?

    地面ばかり見て花を探していたせいか、
    木に咲く花にはなかなか目が行かなかったのですが、
    ちゃんと目をむければ、気付くことも多いものですね。

    それを教えてくださったのはpopoさんですよ。
    popoさんのお写真を拝見してから、
    木に咲く花にも、心が向かうようになりました。

    蕾(つぼみ)っていいですね。
    これから、ってかんじがして。

    そうそう、注射、大変でしたね。
    私も脊椎に注射をしたときは泣きました。

  6. popo | URL | DMUUwyv6

    Re: カルミア(アメリカシャクナゲ)とワシントンの桜と木のスプーン

    こんばんは~りんさん★

    カルミアという花は見かけたことがあります♪
    でも正直、こんなに綺麗な花だとは思いませんでした。
    色味もこんなに可愛くなかったし、見かけた花は咲きすぎていたようです~^^;

    この蕾、卵の白身で作ったメレンゲのお菓子に見えてしまいました~りんさんの言うように、絞った生クリームにも見えますノ*´▽)ノ

    美味しそうですよ~とっても^^*

    このユニークな蕾が、チャームポイントだったんですね~e-278

    花は咲いて魅力を増すものと、蕾のうちで魅力があるものと色々ですが、カルミアは蕾の魅力があることを知りました。

    咲いた花も日傘みたい・・・というのも頷けますね~
    可憐な花です。

    木の根がスプーンにというのは、初耳ですe-334

    インディアンの中では、貴重な木なんでしょうね。
    今日も新しい発見をさせていただきました。
    ('-'*)アリガト♪と感謝ですe-466

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