トップページ  サイトマップ  運営者情報  リンク集

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

当サイトは、にほんブログ村 花ブログ 季節の花ランキングに参加しています。記事がお役にたちましたら、下のリンクをひと押し、応援いただけるとうれしいです。(^o^)
にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ



●当サイトのすべてのページは、サイトマップ(すべてのページ一覧)からご覧いただけます。どうぞご利用ください。 当サイトに掲載している野花の写真(画像)は、すべてフリー素材写真(画像)として自由にお持ち帰りいただけます。お持ち帰り方法は、写真(画像)のご使用についてのページをご覧ください。
  トップページ  サイトマップ  運営者情報  リンク集

志津川のせせらぎとキツネノボタン(狐の牡丹)

2009年06月28日 13:43

 京都の伏見区日野というところは、宇治市の境界にあたるところでもあり、そういう土地柄もあって、ことあるごとに、あるいは、ふと思い立ってふらりと出かけたりすることがたびたびあります。


 京都の宇治といえば、”平等院(鳳凰堂)”や”宇治の唐橋”、古典文学のお好きな方なら”源氏物語”を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうね。

 私はもっぱら、山深い陶芸の里、炭山(すみやま)の山間や、志津川沿いをほっつきまわることがその主な目的で、森の木々や、志津川のせせらぎの音や、姿は見えないけれどすぐ近くでさえずる鳥の声などを聴いて楽しむ、といったぐあいです。


京都府宇治市炭山の、志津川渓流

写真の撮影地 宇治市炭山志津川志津川渓流の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 もちろん、山菜を採ったり、野山に咲く花を写真に撮ったりすることは言うに及ばず、ですけれど。


 今日の志津川は、いくぶん水かさが増しているようで、せせらぎというには、すこし流れが速いようにも思えます。


志津川のあじさい(紫陽花)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(志津川のあじさい(紫陽花)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 山道を歩いていると、背丈よりも高いところにあじさい(紫陽花)が咲いています。こんなところにわざわざ、あじさいを植える奇特な人もまさかいないでしょうから、自生種なのでしょう。


 もっと近くで撮ってみたかったのですが、背が届かなくて。



志津川のわらび(蕨)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(志津川のわらび(蕨)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 そして、足もとをみると、”わらび(蕨)”です。


 さすがにここまで育っては、採って食べる、というわけにもいきませんが、このあたりには、わらび(蕨)だけでなく、セリ(芹)や山ウドなど、季節ごとの山菜がそれほど探さなくてもみつかります。


 秋になれば、アケビの実がぶらさがっていたり、栗の実なんかも、そこらへんに、ころころ落ちてますし。


 宇治川へと注ぐ志津川の水も、こんな山奥でならそのままおいしく飲めますから、山奥で隠遁生活を送るのにも困らないかもしれません。


志津川のヒメジョオン(姫女苑)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(志津川のヒメジョオン(姫女苑)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 青い空を見上げるようにして咲くヒメジョオン(姫女苑)です。


 梅雨のさなかとは言いながら、日中は30度を上回る暑さが、京都のみならず、日本中のあちこちを覆い尽くしている、といったニュースを聞いて出かけて来たのですが、ここ志津川周辺は別、といったところです。


 もちろん、陽射しは誰の頭の上にも、公平に降り注ぎますから、日向に出ればやはり、暑いものは暑い。


志津川の清流

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(志津川の清流の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 渓流に足を入れてみました。


 心地よいです。こんなことをしていると、いっそ、川へ身を投げた方が、なんて思ったりします。


 もちろん世を儚んで、という意味ではなく、水遊びがしてみたくて、ですけれど。


キツネノボタン(狐の牡丹)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(キツネノボタン狐の牡丹)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 傍らに咲いていた花を撮ってみました。


 キツネノボタン狐の牡丹です。


 キツネノボタン狐の牡丹 Ranunculus silerifolius)は、キンポウゲ科 キンポウゲ属の多年草で、日本中の水田や水路、溝、畦などに、ごくふつうに生育しています。


キツネノボタン(狐の牡丹)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(キツネノボタン(狐の牡丹)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 農家の方たちにとっては、田んぼに生えるやっかいな雑草でもありますが、こういった渓流の岩場周辺にも咲いています。

 花の後につく果実の形が特徴的で、コンペイトウ(金平糖)に似ていることから、”コンペイトウ草”と呼ばれることもあります。


キツネノボタン(狐の牡丹)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(キツネノボタン(狐の牡丹)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ご存知の方も多いとは思いますが、キンポウゲ科の植物には毒があります。それもけっこう強力な植物毒(アルカロイド)です。

 同じキンポウゲ科で有名な、トリカブトにはアコニチンという猛毒があります。同じようにこのキツネノボタンにも毒があります。


キツネノボタン(狐の牡丹)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(キツネノボタン(狐の牡丹)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 キツネノボタンの毒は、プロトアネモニンといいます。


 プロトアネモニンは、キツネノボタンの体の中では、ラヌンクリンという配糖体の形で含まれています。このラヌンクリンが、細胞組織の破壊に伴って酵素による加水分解により二次的にプロトアネモニンという毒素に変わります。


 むやみに葉っぱをちぎったり、茎を折ったりするとプロトアネモニンが生成されます。


 その汁液がついた手で目をこすったり、肌の弱いところを触ったりすると、かぶれて赤い水ぶくれができてしまうのです。


 もちろん食べるなんてもってのほかです。そんな人はいない、と思っているとけっこうあるのですよ、これが。

 たとえば、ほかの安全な山菜、さっきのわらびとかを採るときに、いっしょにキツネノボタンの葉っぱや茎を引いてしまうとか、ね。

 学名に、”Ranunculus(ラヌンクルス)”、という言葉が入っているでしょ、これが有毒成分の”ラヌンクリン”が含まれていることを表しています。


キツネノボタン(狐の牡丹)

写真の撮影地 宇治市炭山志津川(キツネノボタン(狐の牡丹)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 私の故郷の村では、このキツネノボタンを薬草として使っていました。生の葉っぱを刻んで手首に貼ると、扁桃炎がおさまるとかでね。


 もちろん、今ではそんなことしませんけど。(やってたらまるで”八墓村”です)


当サイトは、にほんブログ村 花ブログ 季節の花ランキングに参加しています。記事がお役にたちましたら、下のリンクをひと押し、応援いただけるとうれしいです。(^o^)
にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ



●当サイトのすべてのページは、サイトマップ(すべてのページ一覧)からご覧いただけます。どうぞご利用ください。 当サイトに掲載している野花の写真(画像)は、すべてフリー素材写真(画像)として自由にお持ち帰りいただけます。お持ち帰り方法は、写真(画像)のご使用についてのページをご覧ください。
  トップページ   サイトマップ   運営者情報   リンク集


コメント

  1. ちびたさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    野山には、街とは違った”夏の兆し”があるようです。

    山間に立つと、陽射しが降り注ぐところと、
    木々の陰とでは、気温がまるで違います。

    その温度差に、”夏の兆し”を感じることがあります。

    おっしゃるように、水面に踊る光のまぶしさにも、
    夏の気配があるようです。

    炭山は、クヌギの木もたくさんあって、
    カブトムシやクワガタも見つけることできます。

    とても楽しみです。

    いくつになっても、まるで子供ですね。

    キツネノボタンは7月頃でも、
    いろんな場所で花を咲かせていますから、
    きっと見つかると思いますよ。

    それから、ちびたさんのあじさいのお写真、
    楽しませていただきました。
    いつもながら、すてきな色でした。

    いつも、ありがとうございます。

  2. ちびた | URL | tHX44QXM

    Re: 志津川のせせらぎとキツネノボタン(狐の牡丹)

    こんにちは

    きれいな水の流れですね。水面に反射する光が夏を感じます。
    キツネノボタン、漢字で書くと牡丹なんですね。私は服の
    ボタンを頭に浮かべていました。

    この花ならば、東京の日野でも散歩道で見つかるかもしれません(^^)

  3. popoさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    せせらぎ、聞こえましたか?

    志津川の水、けっこう冷たかったですよ。
    それがまた、心地よいのですけれど、ね。

    ヒメジョオンの写真、久しぶりに”地べた撮り”してみました。
    でもね、なんか違うんですよね、やっぱり。
    popoさんのお写真みたいには、うまく撮れませんでした。

    たしかに牡丹の葉に似ているようなのもありますね。
    とくに切れ込みの深いところなんか、
    たしかにおっしゃるとおりです。

    近くにお住まいであれば、いっしょに出かけて、
    ”ああでもない、こうでもない”なんていいながら、
    写真撮ったりできるんでしょうにね。

    それはそれとして、
    ちゃんと睡眠とってくださいね。
    でないと、今度は、popoさんが壊れてしまいますよ。

    いつもありがとうございます。

  4. リラさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    楽しんでいただけましたか?

    炭山の志津川は、
    宇治市街からも車でゆけばすぐ近くですし、
    私の自宅からも、15分くらい。

    だのに、人里からも離れ、
    深い緑に包まれた心地よい場所です。
    夏になれば蛍も見られますしね。

    リラさんもジギタリス(狐の手袋)の毒について、
    ご自身のブログで触れておいででしたね。

    ミステリーには、いろんな植物が重要な役割を担っているようで、
    たしか横溝正史の”悪魔の毛鞠唄”には、
    ”お庄屋殺し”とかいうすごい別名の植物が登場していましたし。

    ミステリーに登場した草花を集めてご紹介する、なんてのも、
    おもしろそうですね。

    楽しんでいただけてなによりです。
    ありがとうございました。

  5. popo | URL | DMUUwyv6

    Re: 志津川のせせらぎとキツネノボタン(狐の牡丹)

    こんばんは~りんさん★やっと辿りつきました。

    志津川のせせらぎの中・・音が聞こえてくるようです。
    そんな中で足を入れたくなる気持ち、よくわかりますよ~
    私もきっと一人でしたら、そんなことをして解放気分になってしまいますね~♪
    ヒメジョオン、アングルが素敵!優しさと強さを感じます。

    キツネノボタン、りんさんらしい輝きがとても好きです。

    この花をついに先月に見つけました。沼の近くでした。
    これだぁ~とワクワクしていました。実もコンペイトウみたいだし、でも花びらが落ちかけていて、全部揃っているものは2枚しか撮れなかったんです。
    それでブログUPできないと思って断念したのを、思い出しました。
    とっても綺麗な花ですよね~実も金平糖みたいで可愛くってね。そごくワクワクドキドキしたのを覚えています。

    >葉がボタンに似ていない
    一番上のキツネノボタンの葉のように切り込みが深く入っているものを見ると、似ているでしょうね。
    余り切り込みが入っていないものも私が撮ったものの中にもありました。
    でも15枚位撮ってみたものをみると、ボタンに似ているなぁ~と感じました。葉だけ撮ったものもありますけど。

    ご参考のために。やっぱりUPすればよかったかなぁ~(*^-^*) ニッコリ☆v-22

  6. リラ | URL | -

    Re: 志津川のせせらぎとキツネノボタン(狐の牡丹)

     今晩は~! りんがむさん~!
    振り向けば青い山、優しくせせらぐ川。
    咲き乱れる自然の花々・・。

     まさに “癒やしの世界” ですね。
    そんな世界に、いざなって下さって有り難うございます~。
    思い切り深呼吸したい気分になって来ましたわよ~。

     りんがむさん、水の中で気持ち良さそう~!
    自然に抱かれて至福の時ですわね~!

     でも、写真を拝見しているだけで、
    こちらまで清々しい気分になって来ました。有り難う~!

     そして、そして・・。
    「アガサ・クリスティーの世界」 にまで・・。(笑)
    キツネノボタン(狐の牡丹)の毒は、プロトアネモニンですの・・。

     アッ、そうそう、”八墓村” もいいですね~。
    ちょっと、おどろおどろしいですけれど・・。
    これからの季節にはいいかも・・ですネ。(笑)

  7. aioままさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    リンク、ありがとうございます。

    キツネノボタンは、ごくありふれた草花ですから、
    気をつけていても、ついうっかり、ということも多いですものね。

    リンク、たいへんうれしく思っています。
    思わず暑さを忘れてしまいました。

    ”不都合”なんてあるはずもありませんでしょ。

    そうそう、元気なペンタスの赤い花色と、
    涼やかな朝顔の淡い青。

    いつもながら、aioままさんの丁寧なお写真、
    楽しませていただきました。

    これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

    ありがとうございました。

  8. aioまま | URL | -

    Re: 志津川のせせらぎとキツネノボタン(狐の牡丹)

    志津川渓流周辺の散策楽しく読ませて頂きました。
    いつものことながら丁寧な説明に感心します。

    狐のボタンは誤ってウサギにやって
    可哀想なことをしてしまったことがあります。
    つい他の草と混じってしまうんですよね。

    事後承諾になって失礼ですがリンクさせて頂きましたが
    差し支えなかったでしょうか。
    ご不都合がございましたらお知らせ下さい。
    よろしくお願いします。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://linghum.blog119.fc2.com/tb.php/234-9a7e9846
この記事へのトラックバック


最新記事


BBS7.COM
MENURNDNEXT
Flower Explorer資格取得支援情報室美容室・サロン設計ならビューティーデザインショップ無料ブログパーツ ブロパ.jp相互リンク.com相互リンク検索エンジン:暮らしと趣味婚礼のしきたりとマナー相互リンク集ブログ足の臭いの悩み・原因と対策・解消法 暮らしと資格の情報室 金魚の飼い方・育て方
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。