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ミゾカクシ(溝隠)、もしくはアゼムシロ(畦筵)

2009年07月26日 15:18

 早朝の水田の畦道を歩いていると、足もとに点々と咲く、ちいさな花を見つけることがあります。


ミゾカクシ(溝隠)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(ミゾカクシ(溝隠)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ミゾカクシ(溝隠)、といいます。アゼムシロ(畦筵)と呼ばれたりもします。


 ミゾカクシ(溝隠)は、田んぼのあるところなら、たいていどこででも見ることができます。よどみのない水の行き交う湿地のようなところに生育していますから、どちらかと言えば、水生植物といった方がいいのかもしれませんね。


ミゾカクシ(溝隠)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(ミゾカクシ(溝隠)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 比較的暖かいところでは、6月の初め頃から、10月頃まで、淡い紫、とも、ピンクともつかない微妙な色合いの花を見せてくれます。


 写真で見ると、そこそこ大きな花のようにもに見えますが、実際は1cmにも満たない、ちいさな花です。お住まいの地域や個体によっては、写真でご覧いただいているような、白い色が強く出てていることもあるかもしれません。


 ここ、京都の伏見では、どちらかといえば白い花色が多いようです。


ミゾカクシ(溝隠)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(ミゾカクシ(溝隠)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 草花につけられた名前には、その花色や、性質や、背の高さや匂いなどの特徴をそのまま表したものが多くあります。

ミゾカクシ(溝隠)アゼムシロ(畦筵)という名前も、そのままこの草花の性質を表しています。


 花もちいさく、その草丈もおよそ10cmくらいにしかなりませんが、地面の下では、網の目のような地下茎を張り巡らせて、畦道周辺に大きな群落を作ります。

 その様子が、溝を隠してしまうほど、あるいは、まるで畦に筵(むしろ)を敷いたかのように見える。そんなところが、ミゾカクシ(溝隠)、アゼムシロ(畦筵)という名前の由来になったようです。


ミゾカクシ(溝隠)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(ミゾカクシ(溝隠)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ご存知のように、花にはそれぞれ、”花言葉”というのがあります。


 ミゾカクシ(溝隠)の花言葉は、”思わせぶり”、”意表をつく人”


 もちろん花言葉は、人間が勝手につけたものですから、ずいぶんご都合主義的なものもないわけではありません。


 ミゾカクシ(溝隠)にもそれが言えるような気がします。


 ミゾカクシ(溝隠)の花の姿から、山あいに咲くサワギキョウ(沢桔梗)や宿根草のロベリアを思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。

 サワギキョウ(沢桔梗)は見たことがない、という方も、園芸店などに置いてある、寄せ植えやハンギングバスケットの中の宿根ロベリアの花なら、ご覧なったことがあるかもしれませんね。


 ミゾカクシ(溝隠)の学名、”Lobelia chinensis(ロベリア キネンシス)”にも、”ロベリア”とあるように、とても近い仲間です。


 園芸店などで販売されている宿根草のロベリアは、別名”ルリミゾカクシ瑠璃溝隠)”と呼ばれていることからも、その関係の近さをうかがい知ることができます。


 ちなみに、園芸品種のロベリアの花言葉は、”謙遜”、”譲る心”


 静かにちいさく咲いているミゾカクシ(溝隠)の花には、こちらの花言葉の方がふさわしい、そんな気もします。


ミゾカクシ(溝隠)

写真の撮影地 京都市伏見区日野(ミゾカクシ(溝隠)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)



 宿根草のロベリアには、”悪意”という、もうひとつの花言葉があります。


 きっと、可憐に咲く花の姿に隠された、キキョウ科共通の特徴である”毒”の部分に注目してつけられた花言葉なのでしょう。


 キキョウ科の植物には、ロベリンという、ニコチンと構造がよく似たアルカイロイド系の毒成分を持っています。園芸品種のロベリアも、サワギキョウ(沢桔梗)も、同じ仲間のホタルブクロ(蛍袋)も、同じ毒があります。


 もちろん、ミゾカクシ(溝隠)にも。


 サワギキョウ(沢桔梗)が、”お庄屋殺し”という名前で登場する物語をご存知の方もおられると思いますが、単に物語の中だけの誇張されたお話、というわけでもありません。


 もし間違って口にするようなことがあれば、頭痛、嘔吐、下痢、呼吸困難・麻痺 ……。


 ただ、毒は使いようで薬にもなります。私の故郷の村では、軒下に吊して乾燥させたものを、弱った肝臓を助ける薬として煎じて飲む、かつては、そんなことがごくふつうに行われていました。
 

 ミゾカクシ(溝隠)の花の姿を見ていると、どこかしら、翼を休めるちいさな鳥のようにも見えてきます。


 もし、お近くに田んぼがおありなら、のんびり歩いてみられてはいかがでしょう。


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コメント

  1. 由美ちゃんさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    お役にたててなによりです。

    草花について、ヨタな話ばっかりしていますが、
    なにかのお役にたてるというのは、
    ほんとにうれしいものです。

    ましてお礼のコメントまでいただけて。
    インチキおやじさんの説明も、
    なかなか、捨てたものではありませんでしたよ。

    悪魔の手鞠唄に出てくる村、
    私の故郷もおおよそ、あんな感じです。
    あんなに、どよ~んとはしてはいませんけれど、ね。

    インチキおやじさんにも、どうぞよろしく。
    ありがとうございました。

  2. 由美ちゃん | URL | -

    Re: アゼムシロ(畦筵)

    こんにちは。
    先日は恵比寿草を教えていただき
    ありがとうございました。
    お庄屋殺しって悪魔の手毬唄?にでてきたんですよね。
    花言葉も花の持つ成分でつけられているものもあるのですね。
    勉強になります。

  3. リラさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    見つけられたら、いいですね。

    以前は、わりと簡単に見つけることができたのですが、
    この頃は、以前よりも”咲かせる花の数”が減っているようです。

    アゼムシロ(畦筵)は、確かに毒性分が強くて、
    同じ煎じ薬の、”センブリ”などよりも、
    扱いに注意は必要ですが、薬として使えます。

    おそろしくまずいけど。

    リラさんは、ハーブとかにお詳しいから、
    おいしい煎じ薬をつくるコツとか、
    ご存知かもしれませんね。

  4. リラ | URL | MTkej7tc

    Re: アゼムシロ(畦筵)

     こんにちは~! りんがむさん~!
    今日は、「ミゾカクシ」 なのですね~!

     このお花、見た事ありません~。
    文字通り、溝が隠れて見えなくなるほど、群落を形成するのだそうですね。

     田圃、結構・・歩いているのですが・・。
    でも、気付かないだけかも知れませんね~!
    これから意識して探してみます。(笑)

     >軒下に吊して乾燥させたものを、弱った肝臓を助ける薬として煎じて飲む、
    かつては、そんなことがごくふつうに行われていました。

     全草、毒だとありますが・・大丈夫なのですね~。
    自然界は、知らない事だらけです。

  5. popoさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    popoさんも見つけてらしたんですね。

    ミゾカクシもずいぶんちいさな花ですから、
    ピント合わせには苦労しますね。

    私もずいぶんボツにしましたよ。

    ところで、そちらではどんな色をしていますか?
    こちらでは、白い花色が多いようです。

    お役にたててなによりです。

    こちらこそ、いつもありがとうございます。

  6. popo | URL | DISOztwM

    Re: アゼムシロ(畦筵) … ”手に取るな、やはり野に置け……”

    おはようございます~りんさん★

    「ミゾカクシ」っていう名前なんですね~♪
    ありがとうございます。

    以前に撮ったのに、どうしても名前がわからずにいました。
    沼の湿地帯で小さな花を見つけたのです。
    美しい花姿ですよね~♪

    なかなかピントが合わなくて・・・涙・・でしたよ(笑)

    4枚目のお写真みたいに撮りたかったのですが、さすがりんさんですね~
    お陰様ですっきりしました。

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