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ニワゼキショウ(庭石菖) … 一日だけの花

2010年05月30日 22:55

 自宅近くの、アスファルトの道に、ニワゼキショウ庭石菖の花が咲いています。時間は、午前8時をすこし回った頃、場所は京都の伏見区、日野の陽当たりの良い田んぼ道。



ニワゼキショウ(庭石菖)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ニワゼキショウ庭石菖)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ニワゼキショウ庭石菖 Sisyrinchium atlanticum =シシリンチウム アトランチカム)は、明治の中頃に日本にやってきたとされる北米原産の帰化植物で、通説では、”北米原産のニワゼキショウが明治時代中期に鑑賞用として輸入されたものが野生化した”とされています。

 ところが、その、そもそものご先祖様である北米に分布する”Sisyrinchium atlanticum”は、多年草としての性質があるばかりでなく、雌しべが花被より長いなどの特徴があったりして、日本で見かけるニワゼキショウ(庭石菖)とはいろいろ違う部分も多くて、ずいぶん前から、”なんか違うんじゃない?”という意見があったようです。


 たしかに、本来は多年草としての性質を持つ植物が、気候の違いから、日本では一年草としてしか生きられないというのも、そんなに珍しい事ではありません。でも、やっぱりなんかしっくりこない、そんな意見が多くあったのでしょう。


 もともとアヤメ科ニワゼキショウ属という分類そのものが、始めからずいぶん混乱錯綜していたこともその理由なのでしょうけれど。それが最近の研究でようやくすっきりしはじめたんだとか。


 そんなこんなで、日本に帰化して増え広がったニワゼキショウ(庭石菖)は、アメリカ大陸のテキサス州を中心に分布する野生種のひとつにとても近いということがわかってきたようです。

 つまり、日本のニワゼキショウ(庭石菖)は、北米から観賞用に持ち込まれた花が野生化したのではなく、テキサスに咲くアヤメ科の雑草だったらしくて。

 どういうルートをたどって日本にたどりついたのかはわからないけれど、とにかく日本にやってくる前から筋金入りの雑草だった。


 難しいことはわからないけれど、私には、むしろそっちの方が素直に納得できる気がします。



ニワゼキショウ(庭石菖)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ニワゼキショウ(庭石菖)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 だって、ニワゼキショウ(庭石菖)は、他の草花たちが枯れてしまうような荒れ地でも平気で背丈を伸ばしてあたりまえのように花を咲かせているから。

 たとえば、今日最初にご覧頂いたニワゼキショウ(庭石菖)は、分厚いアスファルトの裂け目にできたわずかな空間に根を張り、茎を伸ばし、花を咲かせています。

 実はこのアスファルト、私有地ということもあって、部分的に2重になっています。つまり、最初のアスファルトをちゃんと撤去しないまま、その上にアスファルトを上塗りしている部分があるわけです。そのいちばんやっかいなところに、このニワゼキショウ(庭石菖)は根を張っています。


ニワゼキショウ(庭石菖)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ニワゼキショウ(庭石菖)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 雨に流されて運ばれたわずかな土が溜まったアスファルトの裂け目が、このニワゼキショウ(庭石菖)の大地なのです。そのわずかな大地の下はまた分厚いアスファルト。強いな。素直にそう思います。

 観賞用に持ち込まれた草花が必ずしも軟弱だとは言わないけれど、テキサスの大地ががどんなところか、テレビや映画でしか知らないけれど、もしそこがニワゼキショウ(庭石菖)の故郷だというのなら、荒れた埃っぽい乾燥した土に生きる雑草だというのなら、たとえその花の姿がどれほど可憐であったとしても、むしろその方が素直に納得できる。そんな気がします。


 もっとも、当のニワゼキショウ(庭石菖)自身にとっては、人間のごちゃごちゃした屁理屈なんてどうでもいいことなんでしょうけれどね。


 ”私は、いまここに生きてる。それが何か?”みたいな、ね。


ニワゼキショウ(庭石菖)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ニワゼキショウ(庭石菖)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ニワゼキショウ(庭石菖)の花の盛りは初夏から、夏のさなかにかけて。市街地の道ばたや、公園の芝生の中、石垣のすき間など、いろんな場所で生育して、ご覧のようにその強さ、したたかさとは不釣り合いなほど、美しい花を咲かせます。

 マクロで花写真を撮ると、どうしても花の大きさが伝わりにくくなってしますが、このニワゼキショウ(庭石菖)の花の大きさはおよそ5mmくらい、咲いた花は受粉すると、たった一日でしぼんでしまいます。

 最初にご覧頂いた写真のニワゼキショウ(庭石菖)の花も、明日の午前8時には、もう姿を消しているのでしょう。荒れ地をものともしない強さと、一日で終えてしまう花の儚さと。植物って、ほんとに不思議です。

ニワゼキショウ(庭石菖)

写真の撮影地 京都市伏見区日野 (ニワゼキショウ(庭石菖)の写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます)


 ここ京都の伏見では、赤ワインを思わせるようなグラデーションの美しい花色のニワゼキショウ(庭石菖)がほとんどですが、白い花色のニワゼキショウ(庭石菖)もあります。地域によっては、白い花色の方が多い、というところもあるかもしれませんね。


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コメント

  1. ハナさん、ようこそいらっしゃいませ | URL | Gp06xE7A

    ハナさんところでも、咲き始めているのですね。

    ハナさんちにも、犬がいるんですね。
    ”ちび”っていう名前ですか?
    わが家にも、シーズーがいまして、
    名前を”たく”といいます。

    ちいさいくせに、私よりも態度がでかいです。

    お父様といらっしゃった公園のお写真、拝見しました。
    その中に、私の大好きな琵琶湖河畔にとてもよく似た景色が
    ありました。

    とってもすてきなところですね。

    せっかくのお写真、ぴんぼけとはちょっと残念でしたね。
    私も、ちいさな花ばかり撮っているせいか、
    ”なにこれ?”みたいな写真が多いですよ。

    うまく撮れたら、また見せてくださいね。
    楽しみにしています。

    いろいろたいへんな事も多いみたいですけれど、
    お体だけは、大切になさってくださいね。

    ありがとうございました。
    それでは、また。

  2. popoさん、ようこそいらっしゃいませ | URL | Gp06xE7A

    白い花色のニワゼキショウもすてきですね。

    popoさん、お体の具合、いかがですか。
    こんどこそ、あんまり無理しちゃだめですよ。

    popoさんちには、広い庭があって、
    いいな~、といつも思っています。

    いろんな野の花が、やってきて花を咲かせているなんて、
    うらやましいですよ、ほんとに。

    白いニワゼキショウの花、
    こちらではほとんど見ることがありません。

    ひと株くらいあってもよさそうなものなんだけれど、ね。

    いつもありがとうございます。
    それでは、また。

  3. ハナ | URL | v5yfUTHc

    Re: ニワゼキショウ(庭石菖) … 一日だけの花

    ちび(犬)の散歩コースの原っぱで、シロツメクサに変わって
    たくさん咲きだしてます。
    なんて花だろう?と(nonihanakanを思いながら^^;)
    思っていたところです。

    一昨日、父と言った公園にも咲いてました。
    しゃがみ込んで写真撮ったんですが・・・ピンボケでしたぁ ^^;

    1日だけの花・・・すごいですね。

  4. popo | URL | DMUUwyv6

    Re: ニワゼキショウ(庭石菖) … 一日だけの花

    ニワゼキショウ、庭に咲いていたのを撮ったばかりでした~(笑)
    やっぱり色が、こちらは白いです(ノ゚ο゚)ノ

    地方によって色の違いがあるのは、ゲンノショウコもそうですね。
    そちらは紅い色、東は白い色が多いようです。

    ニワゼキショウ、ホントに予想外の場所に咲いているのを目にします。
    それだけ根が強いんでしょうね。
    一日だけの命だといういことも、昨年知りました。

    庭の草取りをしておいたよと夫に言われ、みると、ニワゼキショウがなくなっていたので・・とてもショックでした(ノ_・。)

    でも数日たったら、また次の花を咲かせていたんです\(^o^)/

    可憐で小さな花ですが、それだけ強い根をもっているんでしょうね♪

    素朴な野の花で大好きな花です。

    りんさん、いつもありがとうございますv-22

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