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ランタナ(七変化)の知恵と戦略

2007年10月11日 10:24

ランタナ(七変化)

写真の撮影地 京都市伏見区日野


 わずか1cmにも満たない、たくさんの小さな花を咲かせるランタナ七変化は、リボンのような蕾と、黄色から赤色へと変わっていく花色が特徴の、亜熱帯アメリカを原産とする非耐寒性の常緑低木です。

 このランタナ七変化)のように、ひとつの枝にたくさんの花を咲かせる花の咲き方を、散形花序(さんけいかじょ)といいます。また、ひとつひとつの花の色が、時間の経過とともに変わってゆく咲き方を、”ブルーイング”と言います。

 ランタナの別名として知られている、”七変化”という呼び名も、そんなところからつけられたのでしょうね。


 ここで、ランタナの基本的なプロフィールをすこし、ご紹介しておきましょう。


 ランタナ(七変化 クマツヅラ科ランタナ属の常緑低木(非耐寒性)
 学名    Lantana camara (ランタナ カマラ)

 原産地   亜熱帯アメリカ(中南米)

 花 色   赤、橙、黄、白など多彩。

 花 期   6月~11月


 ランタナは、正式な学名をLantana camara (ランタナ カマラ)と言います。もともとは、中南米の亜熱帯アメリカを原産とするクマツヅラ科の非耐寒性常緑低木で、日本では夏が始まる少し前の6月頃から、秋深まる11月頃まで、赤や黄色、白など色とりどりの多彩な花を咲かせます。

 そんなランタナがはじめて日本にやってきたのは、今からおよそ140年以上も前の江戸時代。慶応3年(1867年)の頃なのだそうです。

 ちなみに、ランタナ(七変化)のように、外国から日本に入ってきて定着した植物のことを”帰化植物(きかしょくぶつ)”といいます。


ランタナ(七変化)

写真の撮影地 京都市伏見区日野

 ランタナ(七変化)は、花期を終えると、最初は緑色、やがて黒っぽい藍色に変わるたくさんの実(果実)をつけます。そして、この果実には毒があります。

 ランタナの毒の成分は、”ランタニン”と呼ばれ、かなりの猛毒なのだそうで、間違って人や動物が食べたりすると激しい腹痛と嘔吐や下痢などを伴う症状が現れる、とされています。ですから、ほとんどの動物たちはランタナの果実を食べたりはしません。

 ところが、鳥たちだけは、このランタナの果実を食べる食習慣があります。もちろん、鳥たちが植物の実(果実)を食べるのは、とりたてて珍しいことではありません。でも、どうして鳥たちは、ランタナの毒に平気でいられるのでしょう?
 

 実は、その理由に、厳しい自然環境を生き抜くためのランタナの知恵と戦略が隠されているのです。


 鳥たちがランタナの果実に含まれる毒に平気でいられる理由、それはランタナの毒成分”ランタニンが、ランタナの実の果肉の部分ではなく種(種子)の中にあるからなのです。

 鳥たちは、ランタナのようなちいさな果実を食べるとき、種(種子)を噛み砕かずに周りのおいしい果肉の部分だけを食べます。というより、もともと歯を持たない鳥たちは硬い種子を噛み砕くことができません。

 ところが鳥以外の動物たちは、ちいさな果実の果肉だけを食べるという器用なことができません。鳥以外の動物たちが、ランタナの実のような、ちいさな果実を食べようとすれば、どうしても種(種子)まで噛み砕いてしまうのです。


 ここからがランタナの知恵と戦略のすごいところです。


 ランタナは長い進化の過程で、ほんとうに不思議なことですが、この動物と鳥たちの果実の食べ方の違いを知りました。そしてランタナは、この違いを自分たちの子孫をより多く、より確実に残すために、大切な種子を広くばらまくために利用できないかと考えました。

 ランタナは植物ですから、動物たちのように自由に移動することができません。自分の力で種(種子)を遠くへ運んだりできないのです。ですから、種(種子)を遠くまで運ぶためには、好きなところに自由に移動できる動物や鳥たちに果実を食べてもらって、いろんな場所に蒔いてもらう必要があるわけです。


 ところが、果肉と一緒に大切な種(種子)まで噛み砕かれては、元も子もありません。そこでなんとかして、種子を噛み砕いたりしない鳥たちだけに果実を食べてもらいたいとランタナは考えました。


 そこでランタナは、気の遠くなるような世代交代を繰り返して、鳥たちの好むおいしい果実を作り、さらに自分の体を変化させてランタニンという毒素をも作り出しました。そしてその毒を種(種子)に仕込んで、鳥たち以外の動物に食べる気を起こさせないようにしたのです。


 それが、ランタナ(七変化)の知恵と戦略です。このランタナの戦略はみごとに成功しました。すごいですね、何千年もの気の遠くなるような時間をかけた壮大な戦略です。


 実は、こうした知恵と戦略は、すべての花たち植物たちが持っています。


 たとえば、美しい花を咲かせる植物の多くは、花粉を運んでもらう虫たちが好む姿と色をしています。その構造も形も、まるで精密機械のように、確実に花粉を虫たちの体に付着させるために計算されつくした結果です。ただ、美しいだけではないのです。


 見かけは弱々しいけれど、植物たちも知恵を絞って、いっしょうけmっめい生きているのですね。


ランタナ(七変化)

写真の撮影地 京都市伏見区日野

 ちなみに、花言葉事典のランタナのページによれば、ランタナの花言葉は、”協力、合意、厳格、心変わり、確かな計画性”なのだそうです。

 ”心変わり”というランタナの花言葉は、きっとランタナの花色が黄色から赤へと変わってゆくことからつけられたのでしょうね。そして、”確かな計画性”というランタナの花言葉。


 ランタナの知恵と戦略を知ると、なるほど…と思えてきますね。


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コメント

  1. | |

    管理人のみ閲覧できます

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  2. 星の子さん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    星の子さん初めまして。

    星の子さん、初めまして。
    りんがむと言います。

    私の記事に目を留めていただけたこと、
    とても嬉しく思っています。

    星の子さんのブログ、拝見させていただきました。

    まだほんの少し拝見しただけですが、
    文章の端々に、とても誠実なお人柄が感じられて、
    そんな方からコメントをいただけたこと、
    なおさら嬉しく感じています。

    私のブログに掲載している写真も文章も、
    星の子さんのお役にたてるなら、どうぞご自由にお使いください。

    ”ランタナが好き”

    それだけでいろんな方と知り合える。
    なんだかうれしいですね。

    よろしければ、またお越しください。
    楽しみにしています。

    それでは、また。

    ありがとうございました。

  3. 星の子 | URL | -

    Re: ランタナ(七変化)の知恵と花言葉

    はじめまして。
    私も「ランタナ 花言葉」で検索して、
    こちらに辿りつきました。
    知恵と戦略に関するお話を、大変興味深く読ませていただきました。

    どのタイミングになるかはわからないのですが、
    私もこちらの記事をリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
    (場合によっては引用元を表記して、一部引用させていただくかもしれません)


    ランタナは、とっても好きな植物です。
    なので、この様なお話を知れて凄く嬉しいです。

  4. ちぃたんさん、ようこそおこしやす。 | URL | Gp06xE7A

    Re: お役にたてるなら、自由にお使いください。

    ちぃたんさん、はじめまして。

    当サイトに目を留めていただきまして、
    ありがとうございます。

    ちぃたんさんのお役にたてるのあれば、
    記事でも、写真でも、
    どうぞご自由お使いください。

    リンクでも、転載でも引用でもOKですよ。


    ま、それはそれとして。

    ちぃたんさんのお写真拝見しました。
    とってもすてきに撮れていますね。

    しかも、ご主人とらぶらぶだそうで……
    (ごちそうさま)

    気が向いたらまたお越しください。
    コメント、ありがとうございました。
    とても嬉しかったです。

    それでは、また。

  5. ちぃたん | URL | SFo5/nok

    Re: はじめまして

    お散歩中に見つけた野に咲く花「ランタナ」を検索していて
    こちらのブログに辿り着きました。
    ほのぼのとした素敵なブログですね。

    ランタナですが、名前も知らずに写真に撮り、
    私のブログにアップしましたら
    この野花の名前をブログ友達が教えてくださいまして…

    追記として、ランタナの説明を書きたいと思っていたのですが
    こちらのブログに詳しく書かれていましたので、
    差支えなければ記事をリンクさせていただけたらと思い、
    コメントを入れさせていただきました。

    これからも、たびたびお邪魔させていただきたいと思います。

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