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ビワ(枇杷)の花 … それから。

2008年01月13日 23:26

ビワ_01

 写真の撮影地 京都市伏見区日野船尾 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)

 午後から時折、おそらくは今年初めての小雪がちらつく中、伏見区日野の船尾を散策してみました。
 先日ご紹介した”方丈石”のあるところです。(さすがにもう一度”方丈石”を見に行く気にはなれませんでしたが)

 その道すがら、ビワ枇杷の花が咲いているのをみつけました。とある民家の庭先を囲うフェンスからこぼれるよう白い花を咲かせています。
 どちらかといえば地味で、けっして見栄えのする花ではありません。

 この花を見るたび、私には切ない思いがあふれて止まらなくなります。

ビワ_02

 写真の撮影地 京都市伏見区日野船尾 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)>


 それはともかく。

 ころころとしたビワ枇杷の種は、驚くほど簡単に発芽しますので、観葉植物として楽しまれる方もおられるようです。ただ、食べられるような実がなるには早くても7年以上かかります。
”桃栗三年柿八年”のあとに続く言葉があります。あまり語られることはありませんが”枇杷十三年”と続きます。

 ビワ枇杷は、意外なことにバラ科の仲間で、元々は中国南西部が故郷の常緑高木です。
 インドなどでは、薬用植物として様々な療法に利用されています。日本でも「大薬王樹」と言う名前で民間療薬として広く親しまれています。

 スーパーや薬店などで販売されているビワ枇杷)茶はアミグダリンやクエン酸などを多く含む葉を乾燥させたものです。また、直接患部に貼る生薬として用いられるときには、枇杷びわよう)と呼ばれてもいます。

 とはいえ、アミグダリンという成分は、胃腸で消化される際に青酸性の毒物を生成します。(はっきりいって、猛毒です)

 ですから、アミグダリンを多く含む部分を自分で抽出して、たとえば葉を煎じて飲むとかする際には注意が必要です。

 場合によっては死に至る事もあります。(本当です)

 もちろん、製品として販売されているものはちゃんと含有量がコントロールされていますので何の心配もありません。

ビワ_03

 写真の撮影地 京都市伏見区日野船尾 (写真をクリックすると、800×599 pixelでご覧頂けます)/>


 植物の中には、”差し違えてでも自分は生き残る”という諸刃の剣のような生き方をしているものがあります。それは、姿形からではうかがい知ることができません。びわ(枇杷)もそういう意味では、恐ろしい生物でもあります。

 生きることに呵責はないのです。

 とはいえ、私が九州の山深い村で暮らしていた頃(まだ小学生でした)に、庭先でたわわに実ったビワの実をもぐ時の楽しさは今も忘れることができません。
 瑞々しく甘いビワの実をほおばるときのうれしさと、口いっぱいに広がる何とも言えない甘い味は、今でも忘れることができません。


 大人になって、しばらく故郷で過ごす機会がありました。20代の頃のことです。
 ほんの一年程度でしたが、いろんな意味で病みかけた私の心を癒すには切なくもじゅうぶんの時間でした。

 大人になったいまでは、望めばたいていのものが手に入るようになりましたが、やはりお金では買えないものがある、そんな気がします。
 お金さえあればたいていの事は解決できる。それは確かです。けれど、本当に望む幸せはやはりお金で買うものではない、やせ我慢をしてでもお金で買うものではない、そんな気がします。

 その一年の間に、私は大切な人を失いました。本当の意味で失ってしまいました。


 ”だれも一人で生きで行くことなどできません。けれど、それでも、一人で生きてゆこうと心に決めてください。誰にも頼らないと決めてください。
 ここから一歩踏み出してください。そしてそんなあなたの背中を押す手のひらの暖かさを感じてください。それがわたしです。”


 私の大切な大切なその人が若くして亡くなるときに、私に残してくれた言葉です。ことのほか”言葉”を大切に選んで話す人でした。
 気がつくと、私の綴る文章は、その人の語る言葉にどこか似ています。とりわけ美人でも、目立つ人でもありませんでした。

 私はその人が誰よりも好きでした。

 私に残された一枚の便せんに書かれた文字は、私のよく知っているその人の端正な文字ではなく、こんな言い方はしたくはありませんが、おおきくのたくった小学生でも書かないような文字でした。

 その便せんは、今の奥さんと一緒になると決めた日に煙となり風となりました。


 私は、ビワ枇杷の花を見るたびに、この日のことを思い出します。


 ごめんなさいね。つまらない話になってしまいました。でも、あの人が生きていたことを私の心の中だけでない場所に残したくてたまらない気持ちになってしまいました。

 皆さんには何の関係もないことですが、1月13日は私にとって特別な日です。

 ここまで読んでくださった方に、ごめんなさい。そして、ありがとう。


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コメント

  1. りんがむ | URL | -

    Re: Re: ビワ(枇杷)の花 … それから。

    中村様、ご訪問とコメントありがとうございます。
    枇杷の画像、どうぞご自由にお使いください。
    ありがとうございました。

  2. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  3. Re:優さん | URL | -

     優さん、いつもありがとうございます。

     そうですね、ビワって茎も柔らかそうなうぶ毛に包まれていて、何となく動物っぽいかんじですね。あったかそうです。

     どなたの心の中にもそっとしまい込んでいる記憶や”想い”があると思います。こうやって、時々取り出して両手でそっとあたためなおすのもいいかな、っておもったりもしています。時にはめめしいのもいいじゃないか、みたいな。

     それをたおやかなお心で受け止めてくださったこと、本当に感謝しています。

     ありがとうございました。

  4. Re:かげさん | URL | -

     かげさん、いつもありがとうございます。

     私はいろんな方に支えられて、ここまできました。このブログにしたって、かげさんをはじめ、たくさんの方が広いお心で受け止めてくださっているからこそ、続けてくることができたようなものです。本当に感謝しています。

     子供の頃、ビワの実を食べて、大きな種を庭先に”ぷっ”とか飛ばして遊んでいると祖母に怒られました。

     ”そげんこつばしよると、どこでんかんでんビワがおゆっじゃろが!”

     翻訳しますと”そんなことをしていると、(ビワの種はすぐ芽が出て、成長が早いから)そこらじゅうビワの木がはえてくるだろうが!”となります。

     でも、魔よけになるんだったら、それも悪くはないかも、なんて思えてきたりもします。

     ありがとうございました。

  5. Re:霧の中のあなたさん | URL | -

     霧の中のあなたさん、いつもありがとうございます。

     不思議なものですね。心の中の記憶は月日と共に薄れてはゆきますが、消えることがありません。記憶の中のいろんな出来事のカドがとれて磨かれて、ただ美しくなってゆくばかりです。

     とはいえ、のほほんとした生き方しかできない私です。そんな私でも霧の中のあなたさんの言葉には”勇気”が湧いてきます。

     本当に、ありがとうございます。

  6. Re:さざなみさん | URL | -

     さざなみさん、お越しくださいましてありがとうございます。

     ビワ入りのヨーグルトっていうのもあるんですね。アロエの入ったのなら食べたことがあります。ちょっと酸っぱいけれど、なかなかおいしいです。こんどビワのも食べてみようかな、とか思っています。

     あまりに私的な事を書いてしまったことに悔やむ気持ちもありますが、やさしく受け止めていただいたことにとても感謝しています。

     リンク、ありがとうございます。こちらもりんくさせていただきました。こちらこそ、よろしくお願いいたします。

     ありがとうございました。


     

  7. 優 | URL | -

    こんにちは^^

    びわの花 こんなに寒い季節に咲いて
    実るのは 初夏
    だから ふわふわした 
    あったかそうな 毛皮を着てるのかな^^


    奥様との結婚が決まって 手紙が煙になった瞬間
    形ない永遠の想いとなって 
    りんがむさんの胸の中に。。。

    それは
    誰にも 壊される事なく 守る事ができます。
    心の中で 共に生き続けることができると思います。




  8. かげ | URL | h8SlrcxY

    一人で生きている様に見えても、その陰に色々な方の力が隠れているんですね。
    植物も個々だけではなく、動物や仲間の力が陰ながら支えていますし。

    枇杷ってひっそり咲いていますよね。
    うちの庭にも枇杷があってよく実を食べてました。
    たしか魔よけにもなったような・・・

  9. 霧の中のあなた | URL | uMeLkLfQ

    こんにちは。

    明日は望まずともやって来るものですから、毎日一生懸命生きなければならないのでしょうね。

    亡くなられた方も、りんがむさんが毎日を明るく生きてくださることを望んでおられると思います。

    「その人」が生きていた証は、りんがむさんが想い続けることでずっと残っていると思いますよ。

    こんなことしかコメントできませんですみません。

    またお邪魔させていただきますね。

  10. さざなみ | URL | LtMzB4og

    枇杷の花。。。

    ネットサ~フィンでお邪魔します。
    枇杷の花と言うのは、初めて拝見しました。
    枇杷入りのヨーグルトを毎朝食べているので(笑)、興味がありました。
    「その人」は美しい言葉を綴る人だったんですね。
    このブログの、深い森に入り込んだような錯覚の中で拝読すると、自然に涙が溢れます。
    リンク貼らせていただきたいと思います。
    また、お邪魔しますね。

  11. Re:nanahusiさん | URL | -

     nanahusiさん、おはようございます。そして、ありがとうございます。

     公の場で、あのようなことを書き加えたことを、今少しだけ後悔しています。いえ、書いた事に対してというよりも、読んでくださった方にいらぬ気遣いをさせてしまったことを悔やんでいます。配慮が足りませんでした。ごめんなさい。

     ”どんな状況になろうとも、必ず、一歩を踏み出すときを迎える”

     その通りですね。本当にその通りだと思います。

     さだまさしさんの歌に「風に立つライオン」というのがあります。いろんなものにさよならをしてでも、一歩前に踏み出してゆく、その姿を”風に立つライオン”と歌っています。私はこの歌がとても好きです。

     ”心の中に残っているものは、永遠に心の中に生き続けていると思います。”

     やさしいお言葉、本当にありがとうございます。

  12. nanahusi | URL | -

    心の中・・・

     こんばんは、りんがむさん。

     記事を読んで、しばし考えていました。
     コメントすべきかどうか・・・。

     心の中に残っているものは、永遠に心の中に生き続けていると思います。

     私は、「どんな状況になろうとも、必ず、一歩を踏み出すときを迎える」ということを信じて生きています。

     これからもよろしくお願いします。 

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